Quantcast
Channel: 狭山丘陵散歩
Viewing all 1255 articles
Browse latest View live

シロバナキンラン?イカリソウは自生なのか?

$
0
0
5月4日(木)天気晴

先日も載せましたが、キンランが見事に咲いてます。

ここは4株まとまって、ほかにもぽつぽつと。
イメージ 1

こちらは花数が多いです。
イメージ 2

今が盛りのキンランですが、
これはどうしたのでしょう。
イメージ 3

色が薄いのです。
イメージ 4

一昨年見たシロバナキンランよりはクリーム色が濃いですが
ふつうのキンランと比べると色が薄いです。
でもこれではシロバナキンランではないでしょうね。
その後、6日に見た方によると白い花になっており
シロバナキンランとのことでした。

一昨年のシロバナキンランを貼っておきます。
このシロバナキンランは残念なことに
この写真を撮った直ぐ後に盗掘されてしまいました。
今はその盗掘者の庭で咲いているでしょうか。
長くもったとしても3~4年で駄目になってしまいますから
今年はもう咲いてはいないでしょうね。


ササバギンラン
イメージ 8
ササバギンランも咲き出しました。


イカリソウ
イメージ 5
狭山丘陵でイカリソウが見られるのはここだけです。
ここを管理されている方がその昔植えたものなのか?
イメージ 6

毎年見てますが、大分株がふえました。
イメージ 7

イカリソウは名前のごとく面白い形をしています。
イカリソウはメギ科イカリソウ属の多年草。
北多摩EN(絶滅危惧1B類)、西多摩VUの絶滅危惧種です。

※ここのイカリソウは自生だそうです。
詳しい方からお知らせいただきました。




生き物倶楽部定例自然観察会

$
0
0
5月6日(土)天気晴

生き物倶楽部5月定例自然観察会

今年度初の自然観察会。
ログハウスに集まったので5歳~70歳代まで総勢25名と大勢でした。
先ずは自己紹介、近況報告をしてフィールドへ出ました。

イメージ 16

観察した植物です。

オニウシノケグサ
イメージ 1


カモガヤ
イメージ 2


ユウゲショウ
イメージ 3
マツヨイグサの仲間は花粉がネックレスのように
細い糸でつながっていて、昆虫がふれると、
たくさんの花粉がからみつくようにできています。


ニセアカシア
イメージ 4
マメ科植物で生長が早く、痩せた土地や海岸付近の砂地でもよく育つため
明治の頃から治山、砂防など現場で活用されており、
日本のはげ山、荒廃地、鉱山周辺の塩害地などの復旧に大きく貢献してきました。
そんなニセアカシアですが現在は繁殖力が強く、植生を乱すため
環境省の特別要注意外来植物に指定されています。
西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」は
このニセアカシアを歌ったものです。


ツボミオオバコ
イメージ 5
北アメリカ原産の帰化植物。
花は開かず毛の多い萼の中の閉鎖花が多いのでツボミオオバコ


カマツカ
イメージ 6


ツクバネウツギ
イメージ 7


ゼンマイ
イメージ 8


クゲヌマラン→ヤビツギンラン
イメージ 9
ギンランに似てますが距がありません。
今まではクゲヌマランとされてきましたが、
ギンランの唇弁が花弁化した、六弁花個体でヤビツギンランとのこと。
ランに詳しい方からの新情報です。



ニシキギ
イメージ 10


オオアマナ
イメージ 12
雄しべの花糸が幅広く先に葯がついて王冠のような形をしています。
ヨーロッパ原産で園芸用に庭に植えられたものがにげ出して
丘陵にふえてます。


ヤマスズメノヒエ
イメージ 11


オヤブジラミ
イメージ 13
ヤブニンジンが終わり、咲き始めたオヤブジラミ。
花弁5個の縁はピンク色を帯びてます。
イメージ 14


スズメノエンドウ
イメージ 15

生き物倶楽部5月定例自然観察会

$
0
0
5月6日(土)天気晴

生き物倶楽部定例自然観察会

観察した動物です。

スズメガ幼虫
イメージ 1


アヤモクメキリガ幼虫
イメージ 2


ケヤキハフクロフシ
イメージ 3
ケヤキヒトスジワタムシの作った虫こぶです。
6月下旬頃に羽化し裂開口から脱出して、
2次寄主のササ・タケ類へ移ります。
そして10月下旬に再び、ケヤキの幹に集まってきます。
この時期には白い綿毛が付いてフワフワ飛ぶので、
ユキムシと呼ばれています。


クロカタビロオサムシ
イメージ 4


スジベニコケガ
イメージ 6
赤と黄色と黒、綺麗なガですが、羽化不全のようです。


シロオビフユシャク?
イメージ 5
コナラの落花に擬態していると思われます。



チョウが一気に

$
0
0
5月6日(土)天気晴

生き物倶楽部の前に丘陵を歩きました。
そのときに見られたチョウです。


コミスジ

イメージ 3

イメージ 4


クロヒカゲ
イメージ 5


ツバメシジミのペア
イメージ 1


ヒメウラナミジャノメ
イメージ 2


ベニシジミ
イメージ 6


アオスジアゲハ
イメージ 7


ダイミョウセセリ
イメージ 8


ホソオビヒゲナガ
イメージ 9
昼間飛んでますが、これはガです。


この日は天気が良く一気にチョウが飛び始めました。

谷戸に咲く木の花

$
0
0
5月7日(日)天気晴

谷戸に咲く木の花

先日まではウワミズザクラやコバノガマズミ、オトコヨウゾメの白い花が
目立ってましたが、1週間経つとすっかり入れ替わっていました。

今目立つのはミズキ。
イメージ 12

イメージ 1

大きな木にたくさんの花を葉の上に付けているのが、遠くからでも分かります。
いえ 遠くからの方が分かります。
すぐ下を通っても花が見えないので気が付きません。
イメージ 2
ミズキ科ミズキ属


ヤブデマリ
イメージ 3
装飾花は5深裂して1つの裂片が小さいのがふつうですが
これは2つ小さいです。
イメージ 4
レンプクソウ科ガマズミ属


カマツカ
イメージ 5

イメージ 6
バラ科カマツカ属


サワフタギ
イメージ 13

白い花冠は5つに裂け、多数の雄しべが長く突き出るのでふわふわした感じ。
イメージ 14
ハイノキ科ハイノキ属

カマツカもサワフタギも9日の雨で10日にはすっかり散ってました。


コゴメウツギ
イメージ 8
咲き始めたばかりです。
白い花は5mmほどで花弁5個、円い萼片が大きいので10弁花に見えます。
    イメージ 9  
バラ科コゴメウツギ属


ヤエヤマツツジ
イメージ 10
ヤマツツジの八重咲がありました。
これは嬉しい発見。
イメージ 11
ツツジ科ツツジ属


                     ツリバナ     ニシキギ科ニシキギ属
イメージ 7
今が最盛期です。

この日はこんな木の花が見られましたが、
1週間後にはマルバウツギやエゴノキなどに入れ替わっているでしょうね。
木の花はほんとに短いです。


スゲの花

$
0
0
5月7日(日)天気晴
スゲの花

ヒメカンスゲやヒカゲスゲなどはもうすっかり実になってますが
今が花期のスゲもいろいろあり、可愛い花を咲かせています。
花と言っても花弁はなく雄しべと雌しべだけなんですが。
カヤツリグサ科スゲ属の花です。


タガネソウ
イメージ 1


ヒゴクサ
イメージ 2


シラスゲ
イメージ 3


アゼスゲ
イメージ 1


ミヤマシラスゲ
イメージ 2


ヤワラスゲ
イメージ 4

日当たりの良い所のヒゴクサはもう実になってました。
イメージ 3

スゲは同定するには果期に見ないとなりません。
今月末にはスゲ観察会がありますが
その頃にはどの種も実になっていると思います。


ここからはスゲではなく、イネ科です。
イネ科も花盛り

カニツリグサ
イメージ 5


ドジョウツナギ
イメージ 6
イネ科の花も可愛いものですね。

シダいろいろ

$
0
0
5月7日(日)天気晴

シダいろいろ

調査会の皆さんで丘陵を歩きました。
そこは若々しい葉を広げたシダが延々と続く場所でした。

ナツノハナワラビ
イメージ 1
これは別の場所で別の日に撮ったシダです。
去年は胞子茎が付きませんでしたが、今年はちゃんと付いてました。


この後は解説なしで写真だけ貼っていきます。

キヨタキシダ
イメージ 2


オオベニシダ
イメージ 3


ベニシダ
イメージ 4


ハリガネワラビ
イメージ 5


ヤマヤブソテツ
イメージ 6


トウゲシバ
イメージ 7


ミゾシダ
イメージ 8


ジュウモンジシダ
イメージ 9


ミサキカグマ
イメージ 10


イノデの仲間は巨大な株になって続き 見事でした。

イノデ
イメージ 11
つやのある葉を大きく広げています。

幅広の鱗片
イメージ 12

ソーラスは中間についています。
イメージ 14


アイアスカイノデ
イメージ 15
イノデよりも緑が濃くつやがある葉
葉柄が長めです。

鱗片を見てみると細く、栗色縞模様
イメージ 13
アイアスカイノデで良いだろうと思います。

まだほかのイノデの仲間もあったのかもしれませんが
詳しくは見ておらず、写真を撮ったのはこの2種でした。

ほかにもシケシダ、ホソバシケシダ、フモトシケシダ、オクマワラビ、
ゼンマイ、リョウメンシダ、フモトシダなどなどが見られました。
気付かずに見逃してしまった種もいろいろあるだろうなあと思います。
もっとシダを中心に調べたい場所でした。


里山民家にて

$
0
0
5月10日(水)天気曇り

朝のうちは雨。
2回目の花の名しりたいの開催日です。
参加の皆さんを待っていると民家の軒下に~
イメージ 1
ハクセキレイが巣を作ってました。
止まってこちらを伺っているのは雌でしょうか。
庭には、ペアの一方が巣を見上げています。
イメージ 2
この場所には去年もハクセキレイが巣を作りました。
今年もまた同じ所に巣を作って子育てするんですね。


里山民家の庭花壇に咲いていたヒメウツギ
イメージ 3
真っ白い花弁、雄しべの王冠が素敵です。


生垣のヒイラギモクセイにはこんな花が咲いてました。
イメージ 4

3cmほどもある巨大な花
イメージ 5
誰かがいたずらでほかの花をくっつけたわけでもなさそうです。
ヒイラギモクセイは1cmに満たない白い小さな花を秋に咲かせます。
こんなに大きな花が春に咲くとは、どうしたんでしょう。
不思議なこともあるものです。

こちらのページにもそんな花が載ってました。


田んぼの畦にはカワヂシャが今年も生えてきました。
イメージ 6

イメージ 7
去年は希少種ながら搬入された土から出たということで
処分されたカワヂシャですが、
今年も生えてきたのですからもうこちらで自生した種になりますよね。



オカタツナミソウとコアジサイ

$
0
0
5月14日(日)天気曇り

オカタツナミソウが群れてます。

イメージ 1

日陰の林床に群れて咲くオカタツナミソウ。
葉は上の方につき、上側の葉が大きくなります。
シソ科の多年草
イメージ 2

花は茎の上部に一方にまとまってつきます。
イメージ 3

首を伸ばして歌っているコーラス隊のようだなあといつも思うのです。
イメージ 4


オカタツナミソウが咲き出すとこの花も咲き出します。
同じような色合いで爽やかなコアジサイ
どのアジサイよりも早く咲きます。
イメージ 5
やはり日陰に咲いてます。

大きな装飾花はなく両性花だけです。
イメージ 6
株により雄しべの花糸が青かったり紫だったり白だったり微妙に違います。
この花の花糸は薄いブルーでした。
イメージ 7
コアジサイは爽やかな香りのよい花。
香りで虫を誘っているのでしょう。




マルバウツギ

$
0
0
5月14日(日)天気曇り

民家のヒメウツギが終わり、コゴメウツギに続いて
マルバウツギが咲き出しました。

イメージ 1
ヒメウツギもウツギもまっ白い花ですが、
マルバウツギはオレンジ色の花盤がポイントです。
イメージ 2

雄しべは10個で花糸には翼があります。
ヒメウツギは王冠のような翼でしたが、マルバウツギはなで肩です。
イメージ 3


エゴノキも咲き始めました。
イメージ 4

エゴノキの仲間のハクウンボクはもう終盤です。
イメージ 5


イメージ 6


イメージ 7

あっと言う間に咲き終わってしまう木の花
移り行く木の花を惜しみつつ探して歩くのも楽しみのうちです。

5月の野草調査

$
0
0
5月13日(土)天気雨、14日(日)天気曇り

5月の野草調査

毎月第2土曜、日曜は野草調査です。
土曜日は朝から雨、本降りになってきたので中止にしようと思いましたが
ODさん、Hさんが来ていたので3人で実施しました。
記録用紙もびしょぬれ、雨もひどいので途中で切り上げようともしましたが
粘り強い3人?が集まったので最後までやり通しました。

日曜日は雨も止み、10人と参加者も多かったです。

コウゾリナ
イメージ 1


ムラサキツメクサですが淡く優しい色
イメージ 2

ムラサキツメクサの白花品種、セッカツメクサ
イメージ 3


コウガイゼキショウ
イメージ 4


コンフリー
イメージ 5


カワヂシャ
イメージ 6

イメージ 7


コヒルガオ
イメージ 10


オニスゲ
イメージ 8


ゴウソ
イメージ 9

畦道ルートで蕾、花、果実、ソーラスをつけていた野草は133種、
雨の中3人で実施した林縁ルートでは125種でした。

ジャコウアゲハ

$
0
0
5月14日(日)天気曇り

ジャコウアゲハ

野草調査をしているとひらひら飛ぶ、チョウが見えました。
黒いアゲハですが白っぽく見えます。
食草を探しているのかあちこち飛んでは蜜を吸い、
いつまでも辺りを飛び回っていました。

イメージ 1


ウマノスズクサを見てみると、Yさんのあったー!の声
イメージ 2
ジャコウアゲハの卵です。
ウマノスズクサの葉の裏に7個、小さな卵が産みつけられていました。
まだ芽が出てきたばかり、まだ十分には育っていません。
7個の卵が孵る頃にはウマノスズクサも十分に育っているとよいですが。
ここからジャコウアゲハが飛び立つのはいつになるのか。
7頭飛び立つでしょうか。
イメージ 4
調査が終わって帰るときに駐車場前の広場で飛んでいたジャコウアゲハ。
卵のお母さんかな?


こちらは調査中に見られた翅がぼろぼろのキアゲハ
イメージ 3

トチノキやホオノキが咲き初夏

$
0
0
5月14日(日)天気曇り

午後からは野草調査でしたが、
午前中に丘陵を歩いて見られた木の花です。

トチノキ
イメージ 1
遠くからでないと見られない大きなトチノキ
キャンドルのような花序をいくつも立てていました。

イメージ 2
目の高さに花をつけている木もあります。
花は白ですが、中央部が黄色と赤色の花があります。
開花後3日間だけ蜜を出している間は黄色で
黄色のときは花粉も出し、虫に受粉の助けをしてもらう作戦なんだとか。
その後はもう蜜を出さなくなり、赤くなります。

イメージ 3
でもまだ雄花ばかりで両性花は見えません。
先に雄花を咲かせて、後から両性花が咲くのでしょう。
イメージ 4


ホオノキ
イメージ 5


カンボク
イメージ 6
植栽されているカンボクです。

ヤブデマリの花に似てますが、
ヤブデマリは装飾花の裂片が1個だけ小さいのがあります。
カンボクは5つとも同じ大きさです。
イメージ 8

イメージ 7


ナワシロイチゴ
イメージ 9


緑が深くなった里山民家の周り
イメージ 10
緑が濃くなりうっそうとしてきました。
季節も春から初夏へと移り変わります。

ギンリョウソウなど

$
0
0
5月20日(土)天気晴

午前中から気温が上がり真夏のような暑さ。
調査会の3名の方と狭山丘陵を歩きました。
木陰は涼しいですが、歩いているとやっぱり暑い、
まだ暑さに慣れていないので疲れます。

見られた種を順番に載せます。

モミジイチゴ
イメージ 1
ついこの前は白い花を咲かせていたモミジイチゴですが
もうこんなに熟してました。


ミヤマシラスゲ
イメージ 2


マルバウツギ
イメージ 3


シシガシラ
イメージ 4
ミヤマシシガシラは胞子葉が栄養葉の2倍に達し、
分布域から外れているのでこれはシシガシラ。


タニヘゴ
イメージ 5
3株確認しましたが、もっとあるはず。
探し方が足りなかったと思われます。


タニヘゴの近くにあったシダ
イメージ 6

表側の葉脈はくぼみ、裂片の先は尖っているのはクマワラビ
イメージ 8

大きなソーラスが葉の上半分についているのでオクマワラビ
イメージ 7
クマワラビとオクマワラビの両方の性質を併せ持つアイノコクマワラビでした。


ギンリョウソウ
イメージ 9
少し離れて2株ありました。
イメージ 10


ヤブレガサの蕾
イメージ 11


シラコスゲ
イメージ 12

小穂は1個で先端は短い雄花部
イメージ 13
何株も群れてました。


オカタツナミソウ
イメージ 14
花色が濃く綺麗な群落でした。
イメージ 15


トウゲシバ
イメージ 16
足下にも道脇にもたくさんのトウゲシバ

毎年見られたというハンショウヅルは小さな株しか見つからず
花も見られませんでした。


ウマスゲ

$
0
0
5月19日(金)天気晴

去年見つかったウマスゲですが、今年はどうでしょうか。
見に行ってきました。
ウマスゲの周り一画が保護されていました。
去年より株数はふえた感じです。
イメージ 1
雄性の頂小穂から大分離れて雌小穂がつきます。
果苞は丸く膨らみ、嘴は長く尖ります。
イメージ 2
区部では絶滅、北多摩は情報不足、西多摩は非分布の希少種、
ここでふえてくれればよいですね。


ホソイ
イメージ 3
イに比べて茎は白緑がかり光沢がなく縦の溝が明瞭。
花序枝には長短があります。
イメージ 4
ホソイは北多摩NT、西多摩データなしの希少種
こちらの谷戸には群れてました。
宮野入にも数年前までは1株ありましたが、橋の工事で消えてしまいました。
イメージ 5


フトイ
イメージ 6


ウキヤガラ
イメージ 7
ウキヤガラは北多摩、西多摩NTの希少種ですが、
こちらでは繁殖力旺盛です。
周りにはほかの植物が生えて来ずアレロパシーがあるように思われます。


サイハイランとイチモンジチョウ

$
0
0
5月19日(金)天気晴

サイハイラン

やっと咲き出しました。
去年は14日には満開でしたから今年は遅めです。
開いているのは下の方の数輪だけです。
イメージ 1

咲き始めは綺麗ですね。
イメージ 2


イメージ 6

花被片が短く上向きに咲く小さな花がありました。
イメージ 7


イチモンジチョウ
イメージ 3

イメージ 5

翅を広げて止まるより裏翅を見せた方が綺麗なのでもう1枚。
イメージ 4
前2本脚で倒立しているような止まり方です。

今日見た中の美麗種2種でした。


マユミ、ツルウメモドキ、ヤマウルシ、ヤブムラサキ

$
0
0
5月19日(金)天気晴

ノイバラ
イメージ 10
毎年同じ所でピンク色のノイバラが見られます。
今年はあまり綺麗に咲いている花がなく、小さめでした。


マユミ
イメージ 1

イメージ 2
マユミは花弁の基部がピンク色だったんですね。
去年は花付きも実付きもよくなかったですが今年はよく咲いてます。


ツルウメモドキ
イメージ 3
こちらは花付きが良いです。
ツルウメモドキは雌雄異株、これは雄株なので実はなりません。
イメージ 4

イメージ 11


ヤマウルシ
イメージ 5
ヤマウルシは雌雄異株でこれは雄株。
黄緑色の小さな花をたくさんつけています。
5個の花弁はそり返り、5個の雄しべは花の外につき出ます。
イメージ 6


ヤブムラサキ
イメージ 7
ヤブムラサキは茎にも葉にも毛が多いです。
蕾は萼の白い毛に埋もれています。
ムラサキシキブより早めに咲くのでもう直ぐ花が見られると思います。


ナツハゼ
イメージ 9
ベル型の花が下を向いて咲いてます。
この花は白緑色ですが、もっと赤いのもあります。


タチヤナギ
イメージ 8
果実が裂開して中から綿毛のある種子が出てきました。
柳絮(りゅうじょ)と呼ばれふわふわと飛びます。

田んぼの野草調査

$
0
0
5月20日(土)天気晴

午前中は丘陵歩き、午後2時から田んぼの調査でした。
暑さに慣れていない時期に真夏の暑さはかなり堪えました。
丘陵歩きは11時過ぎに終わったので昼食をとりながら暫し休憩。
午後からの調査に備えました。
昼頃までは風がなかったのでまいりましたが、
調査開始と同時に風が出てきて救われました。

ミズニラ
イメージ 1
これは小さいですが、もっと大きいのも含めて10株以上ありました。


イチョウウキゴケ
イメージ 2
ぽつぽつと見つかりましたが、以前のような群生はもう見られません。
減ってます。


ミズハコベ
イメージ 3
ミズハコベはどの田んぼにもたくさん生えていて心配ありません。
イメージ 6


オオアブノメ
イメージ 4

オオアブノメの花
イメージ 5
見つかったのはほんの数株。
どうしたのでしょう、今年はほんとに少ないです。


アズマツメクサ
イメージ 7

イメージ 8
数株見つかりましたが、今年は少ないです。

毎年この時期に調査してますが、その年によりずいぶんと変動があります。
今年の田んぼの野草は種類、量ともに少なく
特にオオアブノメ、アズマツメクサが少ないです。
去年の調査ではあら起こしによりオオアブノメもアズマツメクサも
目覚めると分かったのですが、今年は遅れているようです。
今週末は代かき、田んぼの野草は鋤き込まれてしまいます。


5月の湿地整備

$
0
0
5月21日(日)天気晴

真夏の暑さの中、5月の湿地整備を行いました。
今回の参加者はいつものO氏,N氏、散歩道と
H氏(午前)、Y氏(午後)、Yさん(15時から)が加わりました。


草が勢いよく伸びてきた湿地
イメージ 1
どこが観察路でどこが湿地なのか分からない所もありますね。
直ぐに草刈りをしたいところですが、
午前中はコバノカモメヅルやホドイモ、シオデにトレリスの設置
イメージ 2
ツル植物は巻き上がらないと花がつかないので
今年はこれでたくさん花を咲かせるだろうと思います。


園路の縁にはみ出して伸びていたオオカモメヅルには
支柱と紐で巻き付くようにしました。
イメージ 3

午前中はそのほかにもいろいろな作業をしました。
散歩道は湿地の外来種やツルの除去。
N氏とH氏はキショウブの抜き取り
イメージ 5


O氏は田んぼのミズニラの移植
イメージ 4
代かきが始まる前にミズニラを湿地に一時避難させておくのです。

水路の水漏れ修理をするN氏
イメージ 6


昼食をとり、午後からは湿地整備。

三角コーナーの草を刈る新メンバーのY氏
イメージ 9


観察路の草をせっせと刈りました。
イメージ 7

イメージ 8
オレンジの網は早く取ってほしいのですが、池を掘った工事用のものです。

支柱を立てたタカアザミ
イメージ 10
タカアザミやオオニガナは順調に生育しています。

午後3時50分、全ての作業を終えて里山民家に戻りました。
イメージ 11

民家へ戻って道具を片付け、反省会をして終了。
真夏の暑さの中の作業、大変お疲れ様でした。

アオハダの花

$
0
0
5月20日(土)天気晴

田んぼの野草調査の前に谷戸を一巡り。

見たいと思っていたアオハダが目の高さで咲いてました。
嬉しいことにちょうど見ごろです。
アオハダ
イメージ 5
アオハダは雌雄別株で短枝の先に4mmほどの小さな花を束生します。
大きな木に咲くのでなかなか花を間近で見られないアオハダです。
花弁4個、雄しべ4個でこれは雄株です。
開いた直後の平開している花と花弁が反り返った花が見られました。


ガマズミ
イメージ 1
ミヤマガマズミやコバノガマズミより1か月ほど遅れて咲き出しました。


今が盛りのコアジサイ
イメージ 2

紫色の花糸が綺麗です。
イメージ 4


エゴノキも今が盛り
イメージ 3


素敵な色合いのニシキシダ
イメージ 9
ニシキシダはイヌワラビの斑入りです。


アズマネザサに止まっているのはヤブキリの幼虫でしょうか。
イメージ 6
長い触覚を伸ばして可愛いです。


ピンボケのクロヒカゲ
イメージ 7


コミスジ
イメージ 8

午前中の調査会でくたくたでしたが谷戸を散策して
アオハダの花が見られてよかったと思った次第。

Viewing all 1255 articles
Browse latest View live


Latest Images